間伐とは森林を明るく保ち、樹木を真っ直ぐに育てるために、弱った樹木を伐採する事です。
間伐は生きた森を作るのに必要不可欠です。
■ 間伐の重要性1
間伐をしないと森林の中に適度な光が差し込まない為、樹木の成長が鈍く、森の貯水力や土壌保全能力が低下してしまいます。
これは洪水や土砂災害を引き起こす原因にもなります。
■ 間伐の重要性2
間伐することで土砂災害防止の他に、森林の多面的機能として、良質な水を育む水源涵養機能、二酸化炭素を吸収し温暖化の防止等も挙げられます。
■ 元気な森林を育てる・私達に出来る事
日本の国土の3分の2が森林です。
林野庁のホームページでも提唱していますが、植える・育てる・収穫する・上手に使うというサイクルが元気な森林を育てる事に繋がります。
塔婆に関しては、従来の外国産の木材だけでなく、国内の間伐材も利用し、その普及に努めることもこれから業界全体で考えていくべき課題ではないでしょうか?
■ 間伐材のメリット・デメリット
【メリット】
・需要の少ない間伐材を利用する事で日本の森林整備に貢献できる
・通常の白木の塔婆に比べて安価である
【デメリット】
・節と木目の目流れが多い